焼き物のふるさとへGO！！

Text by華姉

あまりに近すぎて、
わざわざ訪ねるという対象ではなかった瀬戸のまち。
遠出する気も起きず、
とは言え家でぐーたらするのも惜しい連休の一日、

焼き物文化の香りを求めて、
ショートトリップです。

資料館やギャラリー巡り中心の予定だったので、
留守番予定の約1名。
こっそり着替えて準備していたのに、
いそいそと歩き回ってアピールです。
 
「置いていくなんて、
 とんでもないですよ！」

 結局こうなりました。。。 

快晴 で
かなりの暑さが予想されたのですが、

お出かけ復帰・第一弾 として、予定変更。
まずは「窯垣の小径」を散策します。


※窯元が集まっていた地区の一つが、
　散歩道として整備されています。
　崖の土止めとして埋め込まれているのは、
　窯の中で使われていた道具や
　失敗した焼き物たち。
　装飾のためではなく、
　昔から続く知恵です。
　土から作り土に返す。
　焼き物文化は究極のリサイクルなんだ、
　ということが実感できます。 




登り窯の残る「瀬戸本業窯」さんで、
交代で話をお聞きしました。
若いお兄さんと思った方が、
何代目○○さんで・・・。
何百年という伝統を受け継ぐ方のお話には、
ずっしりとした重みがあるのです。
 

お外でお待ちの華ちゃんは
猫に遊んで（？）もらいました。 










あまりの暑さに、
散策は切り上げ、まちに戻ります。
地上にあるのに「宮前地下街」という名の
レトロな参道で、
名物の「瀬戸焼そば」に行列。 


有名な焼きそば屋さんと
うなぎやさんは、
大行列！ 














腹ごしらえの後は、
深川神社と陶彦神社にお参りです。 

京都の観光ポスターみたい？

 










この神社には、
陶製の狛犬（国の重要文化財）があります。
そのご利益にあやかって（？）、
ミニ狛犬に願を掛けました。

一対のうち、
一つは神社へ奉納、
一つは華ハウスへ。
願い事はもちろん「健康長寿」です。 









そろそろ華も私たちも
暑さにへばってきました。
アーケード街の「銀座通り商店街」へ！
ネーミングもグッドですが、
雰囲気もなかなかです。
「はい、お姉さん、おつりひゃくまんえん！！」
なんて声が、リアルに飛び交っています。 

深川神社の狛犬が、
キャラクター化されて、
あちこちで睨みを利かせています（笑）。
「まもったる！！」と上から目線で言われると、
「まもってちょ！」（名古屋弁）と言いたくなります。 













瀬戸は、
招き猫のふるさとでもあるそうです。
あちこちに招き猫が
文字通り「招いて」います。
 


ハナちゃんという名前だそうで。 














さて、商店街で
「まもったるせんべい」やお野菜、
有名なウオコーさんのデザートなどを購入して、
ショートトリップは終わり。
 2ヶ月半ぶりのお出かけ＆暑さで、
ちょっと心配でしたが、
無理にお留守番させるよりは、
華にとって幸せだったかな？と思います。

ドアに顔立て爆睡中　

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