わたしは誰でしょう? [華のお兄ちゃん★]
ワタシは、誰でしょう?
「華ちゃん、でしょ?」
………
「ブッブー!
こんな可愛い顔してるけど、
僕、♂の子ですよ」
【写真提供;はまぐりさん】
予想もつきませんかね?
【写真提供;はまぐりさん】
このハンサム君は、
たぶん、95%くらいの確率で、
華のお兄ちゃんです!!
私がブログを始めたのは、
ネット上で、この子・リッキー君(現在は「レオ君」)に出会ったことが
きっかけでした。
5/19のブログ「はじめまして! 華です」に書いたのですが、
華は、4ヶ月くらいの子犬のときに、
名古屋市動物愛護センターから譲渡していただき、
我が家にやってきました。
子犬のときからハスキーの風貌をしていたのですが、
愛護センターには当時、
同じように、見るからにハスキーと思う子が、
華の他に3、4頭くらいいました。
「華の兄弟たちは、元気かなあ。どこにいるのかなあ……」
この11年、
そんな思いをずーっと抱いてきました。
「鉄腕Dash」(日テレ)や「ポチたま」(テレ東)に
「この子の兄弟を捜して下さい」という手紙を送ろうかと
半ばホンキで思っていたくらいです(笑)。
華を譲渡していただくとき、
愛護センターの方からは、
「この子は大きくなりますよ」と言われていたのに、
予想(覚悟?)を裏切って大きくなりませんでした。
「兄弟たちも、ミニチュア・ハスキーみたいな風貌なのかなあ?」
兄弟たちの成長後の風貌、鳴き方(喋り方)、
性格はどうなのか。
知りたいけれど、知る術がないまま10年以上が過ぎました。
これは、華の写真です。
八ヶ岳の帰りに立ち寄った
駒ヶ根の「かんてんパパ」の
カフェで。
ややお疲れ?
(2008.10)
今年のGW後に、リスボン妹が
何気なく、「ハスキーmix」というKeyWordを入れて
ネット検索をしていたとき、
偶然、
本当に偶然、
あるNPOがHPに上げていた、
<里親募集中>のリッキー君を見つけました。
その写真を見た瞬間、妹は
「これは、華の兄弟にちがいない!」と興奮。
ほぼ飼育放棄の状態で
資材置き場につながれていた
リッキー君。
【保護をしたAさん撮影】
私も、この写真を見て、
『これは、華の兄弟にまちがいない!」と思いました。
しかも、見た目だけでなく、
確信させる共通点もたくさんありました。
保護された場所は、名古屋市内(うちと同じ区内でした)。
推定年齢も、大きさ(体重)も似通っていて、
さらに、
「ハスキーと柴のmixのようだ」と書かれていたのです。
“ハスキーと柴のmixちゃん”は、ときどきネット上でも見つけるのですが、
華のように、パッと見はハスキー(よく見ると違います)、
でも、small sizeーーーという子は、
これまで出会ったことがありませんでした。
けれど、
リッキー君は、“華の特徴”と同じなのです。
生き別れていた華の兄ちゃんを見つけた気持ちになって、
「うちが里親にならにゃあ〜」
と思いました。
ただ、妹が見つけたページは、里親募集のリストのみで、
リッキー君が現在、どういう状態なのか
もう里親は見つかったのかーーーは、わかりません。
いてもたってもいられず、
翌日、そのページに掲載されていたコトバを頼りに検索を開始。
その結果、
リッキー君の里親募集は2年前のことで、
保護されたあと、里親さんが見つかるまでの約2週間は、
温かい家庭で、愛情いっぱい受けて暮らしていたこと、
そして、
東京在住の方が里親さんとなり、
今は、東京で幸せに暮らしていることがわかりました♪
<里親募集中>の頃の
リッキー君。
一時預かりをされた
はまぐりさんファミリーの
愛情をいっぱい受けて
「えへへ〜!」と
ご機嫌な笑顔。
華も、
「えへへ〜、
照れるなあ〜」と、
よくこんな顔をします。
激似です。
ハスキー模様だけれど、
ハッキリ「和」の血が
顔に出ているところ、
その出方も、
華そっくりです♪
ああ、お兄ちゃん!
【写真提供;はまぐりさん】
この写真は、華です。
私にとって、
……というよりも、我が家にとって、
華は、
数え切れないほど多くのものを
プレゼントし続けてくれているのですが、
今回の、リッキー君(現「レオ君」)との出会いも、
本当にステキな贈り物となりました。
……まぁ、華は何もしていないんですけどね(笑)。
私たちが騒いでいるのを、
「???」という顔で見ているのですが……。
華とそっくりなお兄ちゃんが、確かにいて、
いろいろツライ経験をしたようだけれど、
今は、大切に思ってくれる家族と一緒に
元気で幸せに暮らしているーーーー
華につながる子の存在が分かっただけで、
「うれしい!」と思えました。
血統がわかっている子ではないからこそ、
兄弟かもしれないリッキー君(レオ君)に出会えた感激は
ひとしおでした。
実は、この「出会い」には、まだまだ続きがあるのです。
次回へ続くよ〜
by.リッキー君(現レオ君)
←この角度が、とくに華に
似ています。
同じ角度の華の写真を、
撮って並べてみなきゃ!
【写真提供;はまぐりさん】
<補足>
リッキー君(現レオ君)は、愛護センターを経由せずに、
子犬の頃に、一般家庭にもらわれていたようです。
兄弟犬が見つかるって、素敵ですね。
しかも、大変な境遇を乗り越えた兄弟なら、なおさら…。
お話の続き、楽しみにしてます♪
by ぶう (2009-06-11 19:50)
★ぷうさん 本当にビックリ! こういうのを邂逅と言うのかしら……と思いました(犬は思っていないでしょうが^^;)。2頭とも今も元気で暮らしていることが、何より嬉しいです。
by リスボン (2009-06-15 10:53)
やっぱり似てますね!!
家族にめぐり合う奇跡、華ちゃん本当によかったねー!
by なっち (2009-06-16 13:19)
★なっちさん 似てますよねー? 私は感動なんですが、はたして犬は兄弟をどう認識するのか(しないのか)? どこかで研究論文が出ていないか、探してみたいです。
by リスボン (2009-06-17 02:25)
ついついつられて前のお話もみてしまいました。
華ちゃんと兄弟犬、感動しました。
この世に偶然なんてない 皆不思議な縁で結ばれているのだと聞いた事が有りましたが、ほんとうですね。
そして周りの心優しい方々 嬉しくなりました。
by Noriko (2009-06-28 15:23)
☆Norikoさん
この出会いは、本当に感動でした。
リッキー君(現:レオ君)が、愛護センターから譲渡された子ではなく、
数奇な(?)運命をたどっているだけに、こんな出会いがあるのか、と思いました。
彼に関わった人々の連携も、ここには書ききれなくらい、素晴らしいチームプレーなんですよ!
by 華姉 (2009-06-28 18:24)