アスリートな華 12 ～‘05 犬ぞり in 妙高編 ①～

Text by華姉

～第3回　スノードッグフェスタ in 妙高池の平～

聖山の大会から2週間後の、2005年2月6日。
今度は妙高高原（新潟県）の大会に、
ロシェ・空・華の3組でチームエントリーしました。
この2週間の間に風邪をひき、
聖山大会でいただいたりんごを食べて、しっかり治した私。
大会スケジュールに適応した身体になってきたのか？

大会前日の土曜日に名古屋を出発。
今回も、ロシェ家のご好意で、
車に同乗させていただきます。感謝

何だか、ロシェ号のそりの下が
華の指定席（？）のようになってきました。
華はnoji号のときと同じく、
ロシェ号にも遠慮がありません。

ロシェに挨拶もなく、
すたすたと我が物顔で乗り込みます。
本当に無礼な子です。
私のしつけが悪いんですね、
すみません。

この頃から、
ロシェの華に対する感情が
びみょ～になってきた気が･･･。








この年は全国的に雪が多く、
新潟県に近づくにつれて、
雪の壁・壁・壁です。

ICを降りると、
雪の壁が信号機よりも高かったです。












土曜日の夜は、
ロシェ家と一緒にペンションに泊まりました。
夜、華と外に出てみたら、
あっという間に背中・頭にどんどん雪が積もって重そう･･･
ぶるぶるしても全然落ちないので、
せっせと華の雪かきです。
雪が“土砂降り”って感じでした。
でも、雪が深いと、世界が静かになるんですね。
幻想的でした。


華ちゃん、そこはトイレですよ、
ベッドではありません！

四角い物を敷くと、
そこに収まって寝たがる
癖があります。






寝ていると、
雪の重みで屋根がきしむ音がしていました。

朝、出発前にペンション前で記念撮影。

ロシェ号は一晩で
見事に雪だるまになっていました。
ロシェパパさん、
朝から雪かきです。
ありがとうございます。











大会会場は、夏に
バイクジョアリング大会を行ったゲレンデですが、
当然、冬はスキー場の営業中なので、
犬ぞり大会は端っこにコースを設営しています。

事前に経験者から聞いてはいましたが、
選手用の駐車場からコースまでが遠く、
噂どおりのきつい坂でした。

駐車場の車が、
各選手＆犬たちの基地になります。

ロシェ、おなかが冷えませんか？












それにしても、会場もすごい雪です。

「う～ん、私よりも背が高いですねぇ。」












空(そら)家とも会場で合流し、
再会を喜びました。
バイクの大会も合わせると、
この顔ぶれも何度目でしょう？

　　 この慣れが、
　　 気の緩みにつながったのかもしれません・・・。

プログラムを見ると、
私たちの出場する１Dogレースは午後。
りょうやんチームの２Dogを応援した後は、
ゲレンデ横のレストランで、
早めの昼食を食べていました。

「よし、いよいよだね、頑張ろう！」
と気合を入れ合って、
私はトイレに寄ったのですが･･･

ふと気づくと、何だか外の様子が慌しい。
「華姉～！先に行っているよ～！！」
「えっ？何なに？？」

慌てて （･･と言っても限度がありますが）
外に出て会場を見ると、
あれっ？１Dogレースやっている？？

そうです。大会当日は吹雪模様だったため、
主催者の判断で、昼休憩を飛ばして
スケジュールを前倒ししていたのです。

後でプログラムを見ると、ちゃんと書いてありました。
「天候状況によって
 スケジュールが変更することがあります」

もちろん、選手は常に会場付近にいることが原則。
言い訳はできません。
そして、発走時間にスタートに立てなければ、
棄権とみなされてもしかたありません。

まさか、時間とお金をかけて会場入りして、
遅刻して棄権―という
最悪の事態になるのでしょうか

――´05妙高大会、続きます。

※写真を下さったみなさまに感謝！

タグ：シバリアンハスキー ハスキーmix 妙高高原 犬ぞり

コメント 2

華ちゃんが家族に加わったのは
11月22日だったんですね。

犬を家族に迎えた日は
誕生日よりもいろんな思い出が甦り
いとおしく　貴重な一日に思えます。

我が家のビビと同じ１２歳の華ちゃん。
本当に美人さんで　いつまでも現役ですね！
by はまぐり (2009-11-25 11:30) 

☆はまぐりさん
世間では「いい夫婦」の日というのが一般的でしょうが、我が家では「華記念日」です。今年は（これからも）特別なご馳走やおやつがあげられないのがさびしいですが、普通に元気に過ごしてくれて、それだけで大満足の記念日でした！
by 華姉 (2009-11-25 20:02)