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綱渡りでした。。。 [cure/health]

Text by 華姉

10日ぶりの我が家に戻った華。
「ゆっくり寝させて回復させてあげてください」
との先生の言葉どおり、
自分のベッドで、コタツで、
安心したようにすやすや[眠い(睡眠)]と寝ています。

ところが、食べ物の匂いをかぎつけると―
09.12-10.01入院 037.jpg
「なに食べるんですか?」
「お手伝いしましょうか?」

エリザベスカラーはストレスがひどそうなので、
抜糸まではお洋服で対応です。












入院前、食事に見向きもしなかったのが嘘のようです。
すっかり(食欲の方は)元通り。
ハンスト疑惑飽きた説もあったフードも、
ぺろり、もっとくれ!

やっぱり、華が食欲をなくしたときは、尋常ではないんです
小腸に異物混入事件リンパ球性腸炎発覚についで、
これで3回目だというのに、馬鹿な華姉です。

それにしても、今回(も?)、綱渡りで助かった華の命。
[1]腸炎だったから・・・その1
 リンパ球性腸炎で、フードが限られていたからこそ、
 食欲がないとなると困ってしまい、早めにドクターに相談しました。
 そうでなかったら、好物のパンなどで様子を見て、手遅れだったかも・・・

[2]腸炎だったから・・・その2
 ホームドクターが念のために2度の血液検査をしました。
 そして白血球の急増という異変をキャッチできました。

[3]年末だったから
 万一、大きな病変が起きていて、お正月休みに家で急変したら?
 というのが不安で、年内に精密検査に行きました。
 結果的に、ぎりぎりのタイミングで手術までいけました。

[4]麻酔なしでCT検査ができた
 本来は麻酔の必要な検査をしない日でしたが、
 麻酔なしでCTにトライしてくださり、見事成功。
 1日早い対応となり、麻酔の負担も減らせました。
 ちなみにバスタオルとガムテープで固定されていたらしい華。
 じぃっと伏せていて、終わって肩をトントンされるまで
 固まっていたそうです。

[5]万全の体制での手術
 年内最後の通常体制(院長以下、フルスタッフが待機)の日に
 手術ができました。
 元々はそれほど困難な手術ではない予定だったのですが、
 結果的に緊急体制になったわけで・・・
 振り返ってみると、この日でよかったと思います。

[6]つまようじが刺さっていたのが脾臓だった
 異物を食べたことに全く気付いていないケースでした。
 たまたま摘出予定の脾臓に突き刺さって止まっていましたが、
 これが他の臓器だったら・・・と思うとぞっとします。

まだまだ、偶然の幸運はたくさんあったような気がします。

大晦日から元日にかけて降った大雪が、数日ずれていたら・・・
緊急事態とも気付かないまま、軽く伊賀上野行きを延期していたでしょう。

白血球があのタイミングで増加しなかったら、
正月休みの間にきっと華は・・・

ほぼ一月ぶりに見る、フードの準備が待ちきれない華の姿を見て、
華の持って生まれた強運と生命力に感謝し、
姉としての至らなさに恥じ入っている華姉なのです。


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コメント 7

ぶう

華ちゃん、頑張りましたね(涙)
ご家族の皆さんも、心臓が凍りつくような年末年始でしたね(涙)
明けましておめでとうございます…というご挨拶が出来て、
本当に良かったと思います。
華ちゃん、こんなに頑張ったんだから、
今年はいい事、いっぱいあるよ!
書き難かったであろう事を、お話していただいて、
私も気をつけなくちゃと肝に命じました。
とくにとめさんは、最近はテーブルの上のものすら、
掠め取ろうとするので…(滝汗)
by ぶう (2010-01-07 20:19) 

八ヶ岳のシルバーロード

こんばんわ
華ちゃんは元気そうですね。家のわん子達にも幸運のおすそ分けを頂いて、長生きしてもらいたい物です。
by 八ヶ岳のシルバーロード (2010-01-08 00:54) 

はまぐり

久しぶりの日記を拝見して
一体何がどうなっているのか
何が起こっていたのか・・・。

本当に驚きました。
そして華ちゃんのもつ強運!と食欲!!が
助けてくれたんだなぁ~と。

「つまようじが脾臓にささる」ということが
未だによく理解できません。
胃か腸を抜けた?ということなのでしょうか?
まさか・・・そんな・・・??

とにかく私は驚き、
そして華ちゃんご家族のこのお正月の心配を思うと
大変な年末をお過ごしだったんだなぁ・・・とお察しします。

これで、食欲も戻り、
まさしく、体の中も目視でオッケーをいただき、
健康そのものの年明けですね。



by はまぐり (2010-01-08 11:09) 

リスボン

★ぷうさん、今だから「(お腹を)開けまして、おめでとう」と冗談も言えるのですが、摘出した脾臓と、そこに突き刺さった串(つまようじ)を見たときは、心臓が凍るというより、全身の力が抜けました。拾い食いにこれまで以上に気をつける一方、食いしん坊・華の「ちょっとした異変」を見逃さないようにしなくちゃ! です。
by リスボン (2010-01-08 13:07) 

リスボン

★八ヶ岳のシルバーロードさん、完全復活して、また今年もお世話になりに行きたい! です。退院4日目の現在、よく寝て、よく食べて、「散歩に行きたい!」と有り余った力で布団を振り回すなど、見事な回復ぶりを見せてくれています。
by リスボン (2010-01-08 13:10) 

リスボン

★はまぐりさん、「読んでびっくり!」ですよね。
つまようじは口から入って、最終的に脾臓に突き刺さって止まったようです。胃を通り抜けているのは明らからしいのですが、その他の臓器も抜けたのか、あるいは傷つけて脾臓に至ったのか、確かなことはわかりません。
どういう形で口に入ったのかも、わかりません。<その瞬間>を見ていれば、すぐに病院に行って、内視鏡手術で取り出していただけたのでしょうが、まさか、つまようじ1本が食道を通り抜け、体内を漂っていたとは想像もできず……。
ホントに怖いです。九死に一生を得た華には、長生きしてもらいたいです。

by リスボン (2010-01-08 13:20) 

華姉

☆はまぐりさん
 あけましておめでとうございます。新年早々、心配させてしまいましたね、すみません。
 私たちも、正直言って爪楊枝が脾臓に刺さった経路はわからないんですが、補足しますと、胃壁を突き破って出たことまでは(胃壁の痕跡から)わかったそうです。それ以外はとにかく手術も時間との勝負で、よくわからなかったって・・・。
 そのうち、リスボンが生々しい写真をアップするかもしれません。
by 華姉 (2010-01-08 19:39) 

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