アスリートな華 18 ~‘05 石川ギグ 編 ①~ [アスリートな華]
Text by 華姉
華の膀胱炎、
幸いにも軽いものだったようで、
苦いお薬のおかげ?で、すぐに良くなりました。
―ということで、落ち着いた所で
またまた少し間が空いてしまっていた
アスリートな華シリーズ、続きです。
~第8回 GIG RACE in 石川~
厚木大会での転倒による、
衝撃の「肩甲骨亀裂骨折」診断から、3日間。
悩みに悩みました・・・一応(笑)
04年は途中棄権した石川大会です。
リベンジのためにもやっぱり出たい
強烈な湿布で固めてあるので、もう痛みはほとんどありません。
それに、今回を逃すと、
ハスキーのお友達にもしばらく会う機会がなさそうです。
――ということで、大会前日の2005年3月26日(土)、
雪のためのチェーン規制の解除を待って、一路、北陸に向けて出発
「ここが今日のペンションですか?」
想像以上の豪邸じゃん!
会場から車で5分ほどの所に、
大学の同期・チャーリーくんが住んでいます。
せっかく近くまで行くからと、連絡してみたら、
何と、華ともども泊めてくれるって! ありがたい
それがこの豪邸で・・・華と二人、家の中で迷ってしまいましたよ。
私と華は、奥様がやっている
英会話の教室を使わせていただきました。
華ちゃん、英語の勉強する?
さて、大会当日、3月27日の日曜日
1年ぶりの河川敷の会場ですが、
相変わらず石川大会は参加者多し!
「この雰囲気は、また走るんですね?」
車も犬もバイクもいっぱいです。
華チームのミーティング?
説得、あるいは懇願?にしか見えません。
『華ちゃん、
転ばないように
絡まないように
一所懸命に頑張るから
よろしくね!』
「私はいつもどおりですが・・・」
石川大会はエントリーが多いので、
開会式の終わった後は、どんどんレースが進行します。
あっという間に、華チームの出場する1Dogオープンが始まりました。
今大会の目標はただ一つ。
「無事にゴール」です。それだけ。
バイクの準備など、みなさんのフォローを受けながら
いよいよスタート地点へ向かいます。
緊張のカウントダウン。
スターターはロシェパパです。
華姉の持っていったバイクは
この大会では規定外で、
今回もロシェ家のバイクをお借りしています。
「5、4、3、2、1、Go~~~!!」
*以下、スタートからコースに沿って、
皆さんにいただいた写真をつなげてみました。
<スタート~序盤>ロシェパパのおかげでスムーズに出ました。
“華ちゃん、GO!”
ロシェパパの
絶妙な送り出しで
うまくスタート。
「GO GO~」
いいじゃん、いい感じじゃん!
<中盤>途中、カメラ目線ですが(笑)、順調にコースを取っています。
「こら、カメラマンに気をとられるなっ」
「いいねぇ~その調子♪」
「カーブもしっかり曲がるね!」
「楽しい楽しい♪」
<終盤>オレンジのネットからが、因縁のノーペダリングゾーン。
「うぅっ、因縁の・・・」
「もう迷わない。
漕がない、降りない」
華はますますスピードに乗っています。
「漕がない 降りない 迷わない!」
華の笑顔が嬉しいです。
華ちゃん、私を十分引いています。
大丈夫、もう大丈夫!!
そして――2年越しの石川ギグ、ゴ~~~ル
大好きな薙ままが待っていてくれた
ゴールへ飛び込んでいく華。
やりました、華も私もやりました!
初めてノーペダリングゾーンもクリアできました
言葉にならず華を称える華姉。
しばし、ゴール地点で
華と語らってしまいました。
厚木大会での骨折アクシデントから1週間。
悩みに悩んだけれど、来て本当に良かったです
もちろん、怪我をしているのを知っている仲間の皆さんの
温かいお気遣い、フォローがなければ無理だったと思います。
今思えば、バイクのレースでまともに完走したのは
この05年の石川ギグが唯一と言っていいくらいです。
(すべて、華姉の責任ですけどね・・・)
しかも、華もレース犬として、一番いい走りをした大会。
この大会の走りっぷりから、アスリートな華と名づけたくなったんです。
振り返ってみても、自然に胸がいっぱいになる、
幸せがギュッとつまった、24秒69でした。
空ちゃんと
わんこ同士のねぎらいの光景?
● 05.3.27 1Dogオープンクラス
グループAタイプⅡ 130m 17組中14位
※写真を下さったみなさまに感謝!
コメント 0