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バイオプシーで確定診断 [cure/health]

 Text by 華姉

7月の初旬に、最初の軟便をしてから、早くも2ヶ月。
最初の不調こそ半月で収まったものの、
8月はじめの誕生日に始まった2度目の不調は、
『完全復活[手(チョキ)]」と呼べるような時期がないまま、
周期的に、<調子のいいとき>と、<嘔吐・軟便・食欲不振>をくりかえし、[もうやだ~(悲しい顔)]
さすがの私たちも、
『これは、単なる夏バテではないのでは?」と思い始めました。

そんな状態で、かかりつけのホームドクターに何度か相談し、
血液検査や症状の進行具合から、
『ひょっとしたら、胃の中で異物がコロコロしているかもしれないから、
 一度、内視鏡検査をするのも一つの方法ですね」

ーーーというご提案をいただきました。

「コロコロ説」を聞いてしまうと、
やはり精密検査にグッと心が傾いてしまう私たち(→こちらの後半参照)。

そんな気持ちに追い打ちをかけるように、
その晩、華が、また嘔吐で苦しみました。

このままでは、華も苦しい。私たちも落ち着かない。[もうやだ~(悲しい顔)]
万が一、胃の中のコロコロが原因だったら、
一日の躊躇が命取りになるかも……。
それに、精密検査をお願いするのは、
6月はじめに肝臓の精密検査をしていただいた病院です。
今回、全身麻酔をかけるのなら、
肝臓の経過観察のためのCTも一緒にしていただける……。

ホームドクターから、急遽、検査の予約を入れていただき、
みたび、伊賀上野(三重県)の動物病院に向かいました。

09-09-02-0001.JPG

「ひょっとして、
 お母さんも一緒にお出掛けですか?
 車でお出掛けですか?』

 期待を込めて、玄関の方を伺う華。
  ドアの音と足音を聞き分けようと、
  「神経を注いでいます」風の耳。










状態の悪いときの華であれば、
片道1時間半ほどのドライブは、
正直いってツラそうだなあ、と思っていました。
でも、たまたま、
嘔吐の翌日から「状態のいい周期」に入ったようで、
お出掛けセットを準備する私たちの様子を見て、朝からそわそわ
思いがけない平日のドライブに、ウキウキです。


09-09-02-0002.JPG
家の門を出て、車に向かって
グイグイ引っ張る華。
とても、精密検査に出掛ける犬とは
思えません。

そんなに車が好きなら、
車の中で暮らす?







高速の事故渋滞で、予定より時間がかかりましたが、
華は、どこかうれしそうに
「早く走れ」と文句ブーブー
病院の最寄りのICを降りると、立ち上がってシッポを振り振り大興奮
前夜からの絶食絶水を感じさせませんでした。
(……華ちゃん、あんたホントわからん子やわー)

 09-09-02-0004.JPG

もともと病院大好きな子ですが、

このよーに、
病院のロビーでも、
めちゃくちゃ嬉しそうな表情です。
ここ1ヶ月の中で、一番元気かも。


待合室のベンチに
「うひょひょ〜」と飛び乗り
私たちを赤面させました。
(未だかつてやったことないのに…)








ホームドクターから、
これまでの経過と検査結果が
こちら(伊賀上野)の病院の担当の先生に
詳細に伝えられていました。
それを踏まえ、プラス、担当の先生の考えを含めて、
ていねいに、わかりやすく、考えられる病気や、
検査内容についてご説明いただけました。

最近の血液検査の結果や、
3ヶ月前のCT検査による内蔵の状態から総合的に考えるとーーー

周期的な嘔吐と下痢が典型的症状として現れる病気として、
もっとも疑わしいのは「リンパ性腸炎」


一般的には、
<血液検査→レントゲン→エコー→バリウム→CTや内視鏡……>
と検査を進めるけれど、
華の場合は、
肝臓のCT検査も一緒にやったほうがいいし、
コロコロ説も可能性がないわけではないので、
まずは、内視鏡を入れ、異物があれば除去。
異物がなければ、バイオプシー(組織採取して検査)をしたらどうか。
ーーーーというお話でした。

先生の説明に異論はなく、全面的に信頼してお任せしました。


【後日談

 実は、ホームドクターも、華の症状からリンパ性腸炎を疑い、
 やはりバイオプシーを考えていたそうです。
 ただし、華は「前科者」なので、万が一のコロコロ説も考えて
 検査をお願いして下さったのでした。



華を病院に預けて数時間後。
内視鏡でも異物は見つからず、
組織を採取して検査機関に送ることになりました。

その日の検査が終わり、
華の麻酔も完全にとれて担当の先生とお話をしたとき、
内視鏡の画像を見せていただいたのですが、
胃や十二指腸の壁は痛々しく荒れていて
前夜から絶食していたのに、
胃壁には、消化できていないフードがはっきり見えていました。
『これでは、気持ち悪いし、痛かっただろうなあ
[もうやだ~(悲しい顔)]


疑い濃厚の<腸炎>だった場合、
完治が難しく、
薬や食餌療法でうまくつきあっていくしかないこと、
<リンパ腫>につながりやすい体質ということで注意がいること
ーーー
といった説明を受けました。

確定診断が出るまでの対症療法として、
とりあえずは、下痢止めと吐き気止めのお薬、
各種、療養食のサンプルをいただいて、この日は終わりました。

ちなみに、経過観察中の肝臓ですが、
CTでもエコーでも、「白い影」は3ヶ月前と比べて変化がなく、
今のところ、ひと安心です
血液検査の値も、かなり下がってきました。
この日、唯一の明るい成果でした[わーい(嬉しい顔)]

09-09-02-0005.JPG
検査で胃の組織をとったので、
食事はまだお預け。
とりあえず、
病院の駐車場で水をがぶ飲み!

 










薬と療養食を心の支えにして、
検査結果を待った1週間。
3日おきくらいに、食欲がなくなってしまう「波」がやってきましたが、
幸い、嘔吐や下痢はありませんでした。

といっても、
食欲があるときでも、以前の標準量の3分の1を食べるのがやっと。
(あの「食いしん坊」だった華が!)


胃腸不良のためにお薬をストップしている
「甲状腺ホルモン欠乏症」の症状が出てきたのか、
あるいは、
胃腸が痛むのか、気持ち悪いのか、そのすべてなのか、
覇気もなく、目に力もなく、呼んでも振り向かず……。
[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]
「これが、あの華?」と悲しくなりました。[もうやだ~(悲しい顔)]


P2009_0903_075654.JPG
とにかく無気力。
動作もひじょーにのろいのです。










そして、検査からちょうど1週間後、
ホームドクターから連絡がありました。
(検査結果&診断は、伊賀上野の病院→ホームドクターへ)

<病理診断>
軽度のリンパ球性形質細胞性胃炎
糜爛(びらん)を伴う中程度のリンパ球性形質細胞性腸炎




 


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療養食だいすき!〜体調も食欲も回復中〜 [cure/health]

Text by 華姉

トホホな絶食の誕生日<その後>です。

胃腸に負担の少ないパン粥から始めて、
徐々にフードを増やしていきましたが、
また、嘔吐やユルいう○Pをしたり・・・といった感じで、
なかなか食事量が増やせませんでした。

食欲はあるので、
少ししか食べられないのはかわいそうだし、
この暑さの中、
食べないと抵抗力もなくなるのではないか? と心配だったので、
かかりつけの先生に相談したところ、
お盆の休診前ということもあり、
胃腸薬療養食を出してくださいました。

「このフードは、食べない子もいるので・・・」との先生の言葉に、
とりあえず、
療養食1缶ドライフードの試供品をいただいてきたのですが、
華が、新しい味 [レストラン] に飛びつかないわけがありません[exclamation]

普段でも、ごはんの準備が待てずにキッチンで
「早く! 早く!」と文句を言う子ですが、
“いつもと違う匂い” に、完全に理性を失って[ふらふら]
すごい声で騒ぐわ、
「マテ」ができないわ、
そりゃあ、ものすごい「はしゃぎっぶり」「食いっぷり」です[exclamation×2]

華ちゃん、
あなたの具合が悪いから「特別に買ってきた療養食」ですよ!

以下、今朝(8月12日の朝)の様子です。
※療養食に切り替え後、2回目のゴハン。

09-08-12-0001.JPG
あまり噛まずに食べる華のために
フードふやかし中。


ココに手をかければ怒られると
わかっていても、逸る気持ちを
抑えられず…
これは、「療養食」を食べる態度では
ないですよねぇ。









← 腰の辺りが、
  かなりスマートになりました。







09-08-12-0002.JPG
缶詰(療養食)の匂いに待ちきれず、
「早くしろ~」と叫んでいます。

キッチンにいる
人間同士の会話が
成り立たないほどのうるささです。









よろしければ、
音声付きの映像でお楽しみください。[わーい(嬉しい顔)]



華にとっては、
療養食が「快気祝いのごちそう」になりました(笑)。

09-08-12-0003.JPG

「マテ」の間の音声は、
上( ↑ )の映像と同じと
思っていただければよろしいかと・・・


もう、ケンカごし。
文句言い続けています。









09-08-12-0004.JPG
華が食べ始めると、
急に静まり返るキッチン


療養食が、そんなに美味しい?
















09-08-12-0005.JPG

そんなに大口を開けて
食べなくっても・・・。














ーーーと、まあ、
数日前の心配はひとまず去り、
食欲やら元気さが戻ってきて、ひと安心です。[わーい(嬉しい顔)]

先代(ジョン)・先々代(ジョン子)と比べても、
華の胃腸の丈夫さは際立っていて、
<食べる→出す>のリズムが、律儀なくらい規則正しい子だったので、
ちょっとお腹の調子を崩しただけで、
人間の方が動揺してしまいました。[がく~(落胆した顔)]
嘔吐なんて、本当に、めったにない子だったし・・・

ただ、徐々に、
こういった胃腸の具合の悪くなる頻度は
高くなってきているのは確かで、
それは歳のせいなのか
それとも、別に原因があるのか
わからないために不安といえば不安です。

今回の症状が出たのが、前回からちょうど1ヵ月後で
偶然かもしれませんが、
どちらもフィラリアの薬を飲んだ日でした。[目]
フィラリアの薬は12年も飲んでいて、
こんなことは今まで一度もなかったけれど、
「絶対に関係ない」と言い切ることもできないかなあ・・・ ということで
9月のお薬をどうするか、
先生と一緒に悩み中です。

お腹を壊すのは一時的で済みますが、
フィラリアの薬を飲まないことのリスクはあまりに大きいし…。
(我が家の庭には「蚊」が多いんです)
華は、胆嚢甲状腺ホルモンの薬も飲んでいるので、
頻繁にそれが飲めなくなるのも辛いし…。

おそらく、フィラリアの薬を飲む方を
優先することになりそうですが、
それにしても、また1ヶ月後が怖いなぁ・・・

なにはともあれ、現在の華は、
動画のように「やや凶暴」「元気満々」[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]です。


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トホホな Birthday [cure/health]

Text by 華姉

リスボンが書いたブログにあるように、
先日、8月6日は華(&華姉)の誕生日でした。
お祝いのコメントもいくつかいただき、
「当日の様子は華姉から報告」なんて、姉(リスボン)に振られてしまった中、
非常に恐縮なんですが・・・。


これは予兆だったのでしょうかーーー
まず、梅雨明け・酷暑襲来とともに
様子のおかしかったエアコンが、
誕生日を目前にして、ついにぶっ壊れました [もうやだ~(悲しい顔)](……ん? どこかで聞いた話?)

サングラス.JPG
「この部屋は暑いっ! 
 こんな部屋にいたら、
 グレちゃいますよ!」
















グレたせいかどうかはわかりませんが、
次に壊れたのは、華のお腹[もうやだ~(悲しい顔)]
姉・リスボンには、
「誕生日を前に、華、絶好調だよ!」と伝えていたのに、
まさに、誕生日に日付が変わろうかという夜中、
「すみませ〜ん、何だかお腹の具合がおかしいです」
「お庭に出して〜」
と、
華が、私や母を何度も起こしにやってきたのです。

そんなこんなで明けた、誕生日当日。
お腹の具合が悪い華のために、
せめて、華が大好きなパンパン粥でも作ろうかと、
奮発して高級パンを買って帰ってくると・・・

P2009_0806_143136.JPG
「なんか、変です、トホホです」









こんな力のない、
愛想笑いのような表情の時は、
たいてい具合が悪いか悪さをした時です。
ん? と思って庭を見ると、
あちこちにうんPがあり、さらには吐いた跡まで [がく~(落胆した顔)]
いや~ん [ふらふら]
やっと元気になったと思ったのに、
1ヶ月前と同じ症状じゃん[exclamation]

前回、病院でいただいた嘔吐時の薬を飲ませるべきか、
そして、毎日のお薬はどうすべきか、
その他もろもろを [病院] 先生に相談してみたところ、
「とりあえず、今晩はごはんを抜いて様子を見たほうがいいですね」とのこと。

“絶食” ―――それは華にとって、何よりも辛い言葉です。
しかも(本犬は自覚してないだろうけど)、「バースデー絶食」

不幸中の幸いというか、
華は、お腹の調子は悪いのに
なぜか食欲はあるらしく、
いつになく母や私にごはんをせがみました。
「私のごはんは?」
「なんか忘れてるでしょ?」
「まだ、ごはん食べてませんけど……」

目で訴え、声で訴える華をみるとかわいそうになって、
「パンぐらいあげようかな」とも思いましたが、
ここは心を鬼にして
誕生日の晩と、今朝の2食を絶食させました。

P2009_0806_204917.JPG
あきらめて、
力なく寝てしまった華。

「食べると自分が辛いんだよ」って
教えてあげることが
できたらいいのですが。













そんなこんなで、華の体調&トイレ対応にあたふたし、
母が買ってきてくれた(一応私の誕生日祝いの)デザートも
華に隠れてこそこそと食べ、
エアコンの効かないサウナ部屋で
私は、寝苦しい夜を過ごしたのでした。

華も辛かったでしょうが、
華姉の○○回目の誕生日も、それなりに試練の誕生日でした。[ふらふら]

2食抜いた華は、
まだ胃腸がしっくりこないのか、空腹のせいか、
いつもの有り余るような元気はありませんが、
幸い食欲は旺盛で、1日半ぶりの晩ごはんをものすごい勢いで完食[exclamation]
今のところ、あまり深刻になる必要はなさそうです。

そして、ジャジャジャ~~ン[exclamation×2]
私・華姉が、自分で自分に買った誕生日プレゼント[プレゼント]が、これです。

P2009_0807_180806.JPG
美肌モード付き “うるるとさらら”
あまりに複雑で、まだ使いこなせません。
 最近のエアコンって、
おしゃべりするんですね・・・










あまりの暑さに耐え切れず、
「修理」という選択肢をまったく考えないまま、
仕事帰りに「ポンっ」と、高い買い物をしてしまいました。
まあ、値切ったからいいか。
今夜から、やっと快適に寝られそうです。

華の誕生日らしい写真は撮れずじまいだったので、
最後に、1年前に撮った写真を。

P2008_0925_210509.JPG
リボンをつけた
「ギフトな華」です。


この
超真剣なまなざしの先にあるのは、
パンかクッキー。


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心配しました… [cure/health]

Text by 華姉

7月初めに姉・リスボンが名古屋に立寄った時の話は、
このブログで紹介していましたが、
実は、リスボンが帰ったその晩から、華が体調を崩していました。[もうやだ~(悲しい顔)]

胃腸の調子がおかしいらしく、柔らかい便をしたり、
食べたものをそのまま吐いてしまったり。
夜も落ち着かず、眠れないので、
華も私も、何だかずっとぐったりしています。

華の体調がおかしくなったのが、
7月6日先代・ジョンの命日だったこともあり、
何だか人間の方が不安になり、どきどき、おろおろする始末・・・。[がく~(落胆した顔)]

電話でホームドクター(かかりつけの病院の先生)の指示を仰いでいたのですが、
「触診をしたいので連れてきてください」と言われて、
母が歩いて、華を連れて行きました。
華を見た先生の第一声は
「思ったより元気そうですね[わーい(嬉しい顔)]
胃腸薬を出していただき、パン粥から少しずつフードを増やしていって、
1週間たちました。
ようやく、いつもどおりの華に戻ってきました。

09-07-10-0001.JPG 

「ゼリーの器、舐めたいです」と
にじり寄ってきて、
このガン見と甲高い声で
「くださいっ! くださいっ!」
と要求。


やっぱり華はこうでなくっちゃ!








先週は、私・華姉も珍しく泊りがけの出張があり、
タイミングの悪さを呪っていましたが(心配で仕方ないので)、
何とか、大事に至らずにすみそうです。

「犬がお腹を壊したり、吐いたりするのは、よくあることじゃない?」
って思われるかもしれません。
実際、先代も先々代のワン子も、
結構、頻繁に胃腸の調子を崩していたし、
こちらも(当時は)そんなに気にしていませんでした。

でも、華は子犬の頃から
お腹壊したり、吐いたりすることがほとんどないのです。
唯一、そうなったときに大変なことがあったので、[たらーっ(汗)]
トラウマになってしまってるんですよ。[ふらふら]

あれは、2005年の秋でした。
華にしては珍しく、食べたものを吐いてしまい、食欲を落としました。
病院でもらった胃腸薬をあげても変化はなく、
血液検査をしたり、レントゲンを撮ったりしたけれど、
原因がわかりません。
そのまま1週間くらいたち、金曜日の夜に容態が急変しました。
部屋の隅で、緑色のものを吐いたのです。

慌ててホームドクターのところに連れて行き、
先生も「これは尋常ではない」と、
すぐに大きな病院に緊急の検査予約を入れて下さいました。
紹介状とこれまでの検査データをいただいて、
翌、土曜日の朝イチで、紹介された動物病院へ!
(姉・リスボンも朝イチの新幹線[新幹線]で帰ってきました)
けれど、改めて行なった血液検査でも、レントゲンでも
また、内視鏡でも「これだ」という原因はわからず……
最後の手段として、お腹を開いていただきました

手術が終わり、院長先生が、
「こんなん出ました」
お腹の中から取り出したほやほやのそれを、
銀色のお皿(膿盆?)に乗せて出てこられました。
直径1.5センチくらいの、球状の塊。
それが、胃を抜け十二指腸を抜け小腸の入口で詰っていたのです。[がく~(落胆した顔)]
ナニモノかわからない物体のせいで、腸閉塞の手前だったのです。[もうやだ~(悲しい顔)]
「土日をやり過ごしていたら、
ひょっとしたら破裂してたかもしれません」

という院長先生の言葉に、ぞ〜〜〜っとし、
不幸中の超・幸いに、感謝したものです。


20051031_1856_000.jpg手術後は、1週間の入院。
私・華姉は、仕事帰りに毎日、
面会に行きました。

最初はICUで管理されていましたが、
元が健康体だったので、めきめき回復。

点滴だけではお腹が空いて
病院で「お腹すいた〜!」と鳴き叫んでいました。



このことがあって以来、
「食いしん坊の華が食欲ないときは、よほどのことなんだ」
と思うようになったのです。

ホームドクターも、この時のことがあるので、
念のため触診をしたかったようです。
【補足】このとき詰まっていたものは金属ではなかったので
    レントゲンには写らないし、実際、お腹を開かないと
    わからないものでした。

     胃の中を漂っていた異物が固まって、
            何かの拍子に胃をすり抜けたのだろう、
            というのが執刀医の先生のお話でした。



今回の胃腸不良も、一応、普段の様子に戻ったとはいえ、
まだフードの量は控えめにし、
毎日服用している甲状腺ホルモンの薬利胆剤をストップしています。

華は、毎朝、羨ましいほどの「良いう○P」を出す子です。
そんな日々に、早く戻らないかなあと祈っています。

20051107_1941_001.jpg
2005年11月、退院した日の華。
傷を舐めないように、
赤いお洋服を着ています。









20051107_1940_000.jpgまだ術後1週間で、抜糸もしていません。
この姿勢は、相当無理があるのでは・・・?


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全身麻酔でCT検査 [cure/health]

6日の土曜日、三重県・伊賀上野にある動物病院で
CT検査を受けてきました。

病院嫌いな子ではないので(むしろ白衣を着た先生が大好き!)、
行くこと自体に不満は見せないものの、
「食べること命!」の華にとっては、
前夜9時からの絶食絶水がこたえたようです。
09-06-06-0001.JPG
夜7時半くらいに帰宅〜。
お腹がすきすぎて、
リビングに座り込む華。

いつもなら、
「メシ! メシ!」
と、ヤンキー娘のごとく
ごはんを催促するのに、
24時間の絶食で
そんな気力もないのか、
空腹を、ひたすら目で訴える。







今回のCT検査は、
疑わしい「肝臓の影」を見るためでした。


華は、ホームドクター(主治医)のところで
7歳のときから、年に1回、Dog Dockを受けてきました。
Dog Dock以外の血液検査も含めて、
際立っていたのが、
主に肝臓関連の項目の値(ALPなど)の高さでした。
微増減はあるものの、常に“高位安定”。


ホームドクターは、以前から
「一度、精密検査を」と勧めて下さっていました。
けれど、CT検査をするには、
全身麻酔をしなくてはなりません。
華の場合、4回目になってしまいます。
人間と同じで、全身麻酔を何度もするのは、
体にダメージがあるのではないか……
そう思って、私たちは精密検査を躊躇してきました。

けれど、この春、
ホームドクターから、
二次診療をしてくれる大きな動物病院(以前から
紹介していただいていた病院)に、
高性能のエコーの機械が入ったと、
教えてもらいました。
エコーの検査ならば、
全身麻酔をしなくてもOKです(
毛剃りをする程度で済みます)。
早速5月に予約を入れていただき、
エコーの検査に行ってきました。

その結果、肝臓に影はあったのですが……。
何かできているのか、
それとも、
角度の関係で組織が映ってしまっているのか、
確定診断はできません。


検査機械・技術の進歩で「わかること」が増えても、
「わかることの限界」も、また出てきます。
動物医療に限らず、
科学・技術とそれを使う人間の宿命みたいなものですね〜
[ふらふら]

エコー検査の結果を聞いて、
私たちは、
やはり、CTを撮って見ていただくことにしました。
エコーでキャッチした情報をそのままにして、
大きな病気を見逃すのは、怖かったからです。
それに、今の華の健康状態ならば、
全身麻酔のリスクも高くなさそうだったからです。
0810ベランダであくび.jpg


あ〜あ、
検査なんて、メンドーだわ。















5月のエコー検査の結果、
肝臓以外では、
「胆のう」に胆泥の影を発見したので、
胆汁の分泌を促進する利胆剤を飲んで様子を見ることにーーー。
幸い、原因の候補の1つだった「副腎ホルモン系」は、
血液検査の結果、シロだとわかりました。


そして、今回ーーー。

まず最初に行った血液検査によれば、
ALP、中性脂肪、コレステロールの数値が、やや改善されていました!
利胆剤が効いているようです。
よかった、よかった
[手(チョキ)]

CT検査の結果はーーー
やはり、「肝臓に何かある」ことは判明。
現時点で悪性とは言い切れないので、
血液検査の値を見つつ、今後、定期的にCTをとることになりました。
「何か」をハッキリさせるには、
お腹を開いて、組織をとって……ということになるので、

さすがに、それはしません。


検査結果の数値や画像は、
華の健康や身体について、
いろいろな懸案事項(もちろん健康であることも!)を
教えてくれるのですが、
本犬(華)は、今のところ、至って元気です。
……というか、飛び跳ねすぎ、暴れすぎ!

実は、CTで撮った画像を見ながら、
肝臓以外で今のところ心配な点として、
「脊椎の変形」を指摘されました。
老化によるものだと思われ、仕方ないとは言うものの・・・。
これは、昨秋のDog Dockのレントゲン検査でも見つけていて、
ホームドクターからも、
日常生活について注意を受けていたのでした。

「なるべく、飛んだり、跳ねたりしないように」

今回も、全く同じアドバイスを受けました。
でも、実のところ、
華は、一日に1度は、家の中で激しく飛んだり跳ねたりし、
階段をドドドーッと、ものすごい勢いで登ったり降りたりしているのです[ふらふら]
どちらの先生にも、そんな華の様子を説明し、
「困った、困った……」と訴えるのですが、
お二人とも、信じて下さいません。
なぜなら、
病院での華は、「よそゆきの顔」をしているからです。
診察しやすいおとなしい子、
触ったり、針を刺したりしても、嫌がったり怖がったりしない子、
愛想のよい子ーーーを演じ切っているからです。
この外面のよさが、……困ったものです。
まぁ、“家の中を飛んだり跳ねたりさせない”という
しつけができない私たちがダメダメ[パンチ]なのですが……。

今回、麻酔が利いている間に、
歯のクリーニングをしていただきました。
09-06-06-0004.JPG
先生から、
「真っ白になりましたよ」
と言われた歯。
歯石をとっていただいて、
ピカピカ、つるつるに!

歯そのものや歯槽膿漏に
「問題あり」と
言われなかったので、
とりあえず、ホッ。











09-06-06-0006.JPG
相変わらず歯並びの悪い前歯。
でも、ピッカピカです。



普段なら、こんなこと
絶対にさせないのですが、
さすがに麻酔の影響か、
帰ってきても、ぐったり。
「華ちゃん、ボー」。

ここぞとばかり、
普段は嫌がる口の中を観察!







病院へは、母と妹が行ったのですが、
すべて終了し、病院から出てきて
すぐに華に水をあげたら、
水筒のコップに3杯、一気飲みだったそうです。
最後は「げふっ」と言って、吐き出したとか。

車に乗るとすぐに「おやすみ」体勢となり、
家までの1時間半ずーっと爆睡〜。

病院が好きとはいえ、疲れたよね。
麻酔が切れたあと、きっと体がダルかったよね。
華ちゃん、ホントにお疲れさまでした〜。


まもなく12歳を迎えますが、
今回の検査で、
必要な治療(お薬)や今後の検査の予定、
私たちが留意しておくべき華の身体状態が
ハッキリして良かったです。
0902ブリッドボール.jpg

私の健康管理、
頼むわよ!


おねだり華。
おねだりするときは、
目が丸くなる。


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